屋外広告物の定期点検、やってますか?

「屋外広告物」とは

(1)常時または一定の期間継続して(2)屋外で(3)公衆に表示されるものであって、(4)看板、立看板、はり紙およびはり札並びに広告塔、広告板、建物その他の工作物等に掲出され、または表示されたもの並びにこれらに類するもの

上記(1)~(4)までのすべての要件を満たしていれば、絵、商標、シンボルマークなどもすべて、屋外広告物とみなされます。

現在、屋外広告物は点検が義務付けられています。

なぜかというと、

過去に不幸な事故があったため、平成29年10月1日より屋外広告物の定期点検が義務化され、違反者には罰則を与えられるようになりました。

看板の老朽化や設置に使用した金具等が劣化すれば、その看板は危険です。

悲惨な事故の被害者を出さないため、そして、自分たちが加害者にならないように定期的な点検作業はとても大切なことです。

自治体によって、点検の必要な広告物や点検の周期は異なります。屋外広告物の設置場所がある自治体に問い合わせるか、専門業者にご相談ください。

「定期点検」とは

許可の要・不要を問わず原則すべての広告物について、所有者等に安全点検の実施と点検結果の記録が義務付けられています。 一定規模以上の広告物は、落下等が重大事故となるおそれがあるため、資格者による点検を義務付けています。

有資格者による点検対象

有資格者による点検対象
⋯有資格者点検(義務) ⋯自己点検または有資格者点検(任意)
点検って何をすればいいの?
  • 自己点検

    地上から屋外広告物上端までの高さが4m未満の場合、1年毎の自己点検または3年毎の有資格者点検(任意)が必要です。

    点検項目

    ◯ 取付け(支持)部分の変形又は腐食

    ◯ 表示面の汚染,変色又ははく離

    ◯ 主要部材の変形又は腐食

    ◯ 表示面の破損

    ◯ ボルト,ビス等のさび

    ◯ その他特に点検した箇所

    場合に応じて、点検結果報告書の提出が求められます。

  • 有資格者点検

    地上から屋外広告物上端までの高さが4mを超える全ての屋外広告物について、その本体、接合部、支持部分等の劣化及び損傷の状況について、屋外広告士またはこれと同等以上の知識を有する者による有資格者点検を3年毎に行うことが義務づけられています。(ただし、塗装・はり紙等、安全上支障がないものは除く)

    点検項目

    基礎部・
    上部構造

    ◯ 上部構造全体の傾斜,ぐらつき

    ◯ 基礎のクラック,支柱と根巻きとの隙間,支柱ぐらつき

    ◯ 鉄骨のさび発生,塗装の老朽化

    支持部

    ◯ 鉄骨接合部(溶接部・プレート)の腐食,変形,隙間

    ◯ 鉄骨接合部(ボルト,ナット,ビス)のゆるみ,欠落

    取付部

    ◯ アンカーボルト・取付部プレートの腐食,変形

    ◯ 溶接部の劣化,コーキングの劣化等

    ◯ 取付対象部(柱・壁・スラブ)・取付部周辺の異常

    広告板

    ◯ 表示面板・切り文字等の腐食,破損,変形,ビス等の欠落

    ◯ 側板,表示面板押さえの腐食,破損,ねじれ,変形,欠損

    ◯ 広告板底部の腐食,水抜き孔の詰まり

    照明装置

    ◯ 照明装置の不点灯,不発光

    ◯ 照明装置の取付部の破損,変形,さび,漏水

    ◯ 周辺機器の劣化,破損

    その他

    ◯ 付属部材(装飾,振れ止め棒,鳥よけ等)の腐食,破損

    ◯ 避雷針の腐食,損傷

    ◯ その他点検した事項

  • POINT

    「看板屋」で有資格者点検をご依頼いただいた場合…

    • 仮説足場
    • 診断カルテの作成
    • 各所点検
    • 現場の写真データを管理

    など、お客様の状況に合った見積もり、点検を行います。

自治体によって、点検の必要な広告物や点検の周期は異なります。

屋外広告物の設置場所がある自治体に問い合わせるか、専門業者にご相談ください。

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